ブラスト技術

ブラストとは、研削材あるいは投射材などと呼ばれる粒状の金属・セラミックなどを被加工物に投射し、非加工物の表面処理を行う加工方法で、対象となる被加工物は金属・ガラス・プラスチックなどが挙げられます。

 主なブラスト加工目的
  ■ 錆び落とし
  ■ バリ取り   (プラスチック・モールド部品・ダイカスト品、バリとり)
  ■ 梨地加工   (装飾目的として表面を荒らす加工)
  ■ 塗装前処理  (表面を荒らすことにより密着性を高める)
  ■ 塗装剥離
  ■ ライニング下地
  ■ ピーニング
 など


研削材

被加工物に投射される研削材は上記の金属(鋼、SUS)・ガラス・プラスチックのほか砂・非鉄金属(アルミ・亜鉛・銅・アルミナ)及びアプリコット・胡桃の殻など多岐にわたります。

 主な用途
  ■ スチールショット  (スケール除去、鋳物の砂落とし、バリ取り、ピーニングなど)
  ■ スチールグリッド  (塗装等の下地処理、スケール除去、バリ取りなど)
  ■ SUS研削材      (鋳物等のバリ取りなど)
  ■ アルミ・亜鉛研削材 (ダイカスト製品のバリ取り・クリーニングなど)
  ■ 銅系研削材     (塗装治具の剥離等)
  ■ アルミナ系研削材  (バリ取り、梨地加工等)
  ■ ガラスビーズ    (梨地加工、バリ取り、クリーニング等)
  ■ プラスチック研削材 (バリ取り、クリーニング等)
 など




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